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【レポート】2016.1.29渋谷シネマヴェーラ 田中登監督特集
- 2016/01/29
- 18:31
空き時間で、念願の田中登監督特集。
「発禁本 美人乱舞より 責める!」を新橋で拝見した時から、他の作品を拝見したかったのが叶う。
マル秘 女郎責め地獄
最初のカットから最後のシーンまで、すべての小さな演出が、全部繋がる快感。
死神と言われ吉原から流れてきた女郎のおせん。
人形浄瑠璃の人形として扱わせることで、人形使いの男を血の通った人間にさせるシーン
弔いの自慰のシーンがよかった。
責め地獄、というよりは女郎が翻弄しているようで翻弄され
それでも自分で生きていくと腹をくくるまでのストーリー。
責めとか濡れ場のみを切り取ると別かもしれないけど
ストーリーも、演出、カメラワーク、色調、今迄みてきた物の中で飛び抜けて良かった。
マル秘色情めす市場
昭和の西成の話だけど、女郎責め地獄と境遇やテーマは似ている。
浄瑠璃の人形とゴム人形。
物語の最初と最後でトメの住む世界は変わらない、ように見えるが、
確実に突破口を開いている。
というか、トメと名付けられた事の意味…。
哀しさのある話だけど、どちらもクスリとさせる場面やキャラクターが効いていて楽しい。
2.12まで。また、何回でも行きたい。
そして、501の新しいバージョンのチラシもゲット。