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【レポート、日記】2015.10.12 京都Green&Garden有末剛、倉持伊吹二人展「虚空華」
- 2015/10/20
- 20:15
縄と髪と墨と。
肌と、視線と、衣と背景と。
見えるもの、見えざるもの。
施し施されるものたちの繋がりが這い、伸び、融合する。
幽玄と現実。幻と真実。
その境界は何処にあったのか。
境界は何処にもない。
ただ、無の中に、有機物が、拡がっていく。
そこに、取り込まれたい。余白のさらに外に居る私は、さみしかった。
伊吹さんの線は、強い反面嫋やかで
有末先生の縄は主張というより俯瞰の印象。
黒の力。
京都初の東京縛音舞も、虚空華の世界に取り込まれていました。
墨で命?自意識?を引っ張り出された女たち、と私には見えました。
俗世の煩悩、激しい嫉妬や苦悩の赤を引きずる女に捕らわれそうな男
白の女
縄によって捕らえ、昇華する儀式。
いつも以上に、祭事という印象をうけました。
横並びでなく縦に並ぶ連縛は、今まで見たことのない形。
田沢麻紀さんに、縄がかかり目がとろっとなった瞬間いつも
その場全体がミルク色の膜がかかったようになる。
古代の酒に酔ったように。
唇からどんな言葉が溢れているのか、悩ましくなります。
この日が最終日、
ご厚意を頂戴し緊縛的布小物「巡」のブースをださせていただきました。SNSで知り合ったお客様、お久しぶりのお客様がたくさんいらしてくださいました。
はじめての東京以外での展示販売でした。
虚空華、を意識した黒
そして夏からずっと作りたかった、強く激しい感情をにじませる作品ということで、
今回「蝶の影」を出させていただきました。
素敵な空間で、作品をお出しできること、皆さんにご挨拶すること
とても光栄でした。
そして、ちゃっかりと、古くて太い梁に、吊られてきました。感無量。
Green&Garden様、ありがとうございました。
そして、引き続き一部作品を委託販売させていただいております!
旧い染物工場を改築した、趣のあるギャラリーです。 次回展覧会 、是非お立ち寄りください。
「虚空華」、巡回展もあるようです。そちらも、楽しみです。
肌と、視線と、衣と背景と。
見えるもの、見えざるもの。
施し施されるものたちの繋がりが這い、伸び、融合する。
幽玄と現実。幻と真実。
その境界は何処にあったのか。
境界は何処にもない。
ただ、無の中に、有機物が、拡がっていく。
そこに、取り込まれたい。余白のさらに外に居る私は、さみしかった。
伊吹さんの線は、強い反面嫋やかで
有末先生の縄は主張というより俯瞰の印象。
黒の力。
京都初の東京縛音舞も、虚空華の世界に取り込まれていました。
墨で命?自意識?を引っ張り出された女たち、と私には見えました。
俗世の煩悩、激しい嫉妬や苦悩の赤を引きずる女に捕らわれそうな男
白の女
縄によって捕らえ、昇華する儀式。
いつも以上に、祭事という印象をうけました。
横並びでなく縦に並ぶ連縛は、今まで見たことのない形。
田沢麻紀さんに、縄がかかり目がとろっとなった瞬間いつも
その場全体がミルク色の膜がかかったようになる。
古代の酒に酔ったように。
唇からどんな言葉が溢れているのか、悩ましくなります。
この日が最終日、
ご厚意を頂戴し緊縛的布小物「巡」のブースをださせていただきました。SNSで知り合ったお客様、お久しぶりのお客様がたくさんいらしてくださいました。
はじめての東京以外での展示販売でした。
虚空華、を意識した黒
そして夏からずっと作りたかった、強く激しい感情をにじませる作品ということで、
今回「蝶の影」を出させていただきました。
素敵な空間で、作品をお出しできること、皆さんにご挨拶すること
とても光栄でした。
そして、ちゃっかりと、古くて太い梁に、吊られてきました。感無量。
Green&Garden様、ありがとうございました。
そして、引き続き一部作品を委託販売させていただいております!
旧い染物工場を改築した、趣のあるギャラリーです。 次回展覧会 、是非お立ち寄りください。
「虚空華」、巡回展もあるようです。そちらも、楽しみです。