スポンサーサイト
- --/--/--
- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【レポート】2015.10.28 29 Love to Eros展vol.2
- 2015/10/30
- 10:50
前回も、非常に楽しませていただいたグループ展です。
アルコールも飲めて、フォトシューティングのスペースもあって(衣装も小道具もあって)、
顔を出して記念撮影できるパネルやガチャガチャもあって笑。
こんな遊び心が最高だなと思います。
前回、すごくラブだけどエロくないなあと思いました。
私生活の関係性がそのまま出ている(セックスそのものとしても)、
もしくはそんなナチュラルな関係を魅せる
それをいけないとおもいながら覗き見するではなくて、しっかり見ていいんだよ!という開かれた感じ。
撮り手と被写体のラブを、こちらが微笑ましく見てニコニコしちゃう感じ。
今回も、すごくラブいけどエロくないと…。
ヘアとかなんとか全部出ていても。
例えば「法律に違反をしてない」としたら
ファッション雑誌の広告グラビアとして出してもいい
クールで可愛くて
それだけで完成させられている
わざと下世話なテーマをだしても、
それに対するいやらしさを掘り起こしているというには、非常におしゃれで。
観る側は観る側でしかない、主観がいれない…それは良い事で。
ちんかめ、みたいな感じかな。ユーモア含めてTシャツを刷ってもギリギリ大丈夫な感じ。
エロを、エロの背徳感や閉鎖性を良くないと思ってしまう人
自分の性的な部分を押さえつけてしまいがちな人に
とても前向きなメッセージを伝える展示だと思いました。
いけないことを、秘め事をよしとする私は、濡れなかったけども(流麗線美展では非常に興奮した)、それと別の目的、視点、かな。
有末剛先生の連作は
縄をかけ、解き
ベールを剥ぎ取る、ではなく
ベールがおのずと取り去られるのを見守っているという意味での
被写体と撮り手、作品と鑑賞者のなかの隔たりの遠近感、距離感が心地良い。
ベールも、光も、人間と同じ立場にある。
見えるか見えないかのエロチシズム、では私の場合は、なかった。
一鬼のこさんの作品
七菜乃さんの表情がいつもより煽情的な感じがする。
色遣いや線の走り具合の完成度が、いつもながら凄い。
そしてとってもおしゃれ!
私が、いやらしいなと思ったのは
田岡まきえさんのホタテ…
例の有名なはちきれそうなエロスと対照的に
裏寂しく、リアルで、切なくて、美しい熟女。
どこかですれ違いそうな女の、あり得ない設定。
背景が、とても気になる。余白がある。
そして後藤一平さん。
唯一、切り取られたフェチシズムを感じた。
前を向いたらどうなんだろう、どんな顔をしているんだろう、という想像。
ボリュームある写真集1000円
マグネットの入っているガチャガチャ500円。
初日に1回、次の日1回で!
当ててしまいました、有末先生の!
張りきって、帯留兼ブローチに加工。ベールをつけましたよ♪
11.3まで、
14時から21時、最終日12時から18時まで
18禁
本日10.30 19時より
有末剛先生とikoiさんによるギャラリートークあり。